わたしが新入社員一年目に大変だったことは山のようにありますが、その中でも特にこまったことといえば開発環境まわりの整備でした。当時はチームで開発環境を揃えるという感じでもなく、先輩たちも案外バラバラのツールを使っていたのを覚えています。
そこで今回は当ブログでJava開発するのに必要最低限なものとあれば役にたつといったツールとWebサービスを紹介していきます!
開発ツール
まずは開発ツールから紹介していきます!
Java
Javaでプログラミングするので当然Javaをいれておく必要があります。
ただ実はEclipseを入れてしまえばJavaをインストールしなくてもとりあえずはプログラミングできます。
それでも最初に最新版を入れておいて、EclipseからはこちらのインストールしたJavaを使うように設定しておくことをオススメします。
Javaを入れておくと、Eclipseなしでもコマンドラインからもビルドできるので便利です。
最新のJavaはコチラからダウンロードできます。
ページを開いたあとJDKをダウンロードしましょう。
Maven
MavenとはJavaプロジェクトをビルドするためのツール(コマンド)です。
最近のJavaはほとんどがMavenのビルドサイクルに沿ったプロジェクトとなっています。
こちらもJava同様、Eclipseを入れておけば特に入れる必要はないのですが、Mavenコマンドを実際に実行できる環境を持つという意味でも是非インストールしておきましょう。
Mavenはコチラからダウンロードできます。
ページを開いたあとBinary zip archiveをダウンロードしましょう。
Eclipse
EclipseとはJavaを開発するためのエディタです。ただのエディタではなく、Javaプログラムをビルドしたり実行したりすることができます。Javaを使うのであればこちらは必須ツールです。必ずインストールしましょう。
余計な機能が入っていない純粋で軽量なEclipseを使いたい場合は、コチラからダウンロードして下さい。こちらのEclipseは日本語化されていません。
日本語化されていて、他機能も充実しているオールインワンを使いたい方はコチラからダウンロードできます。
どれをダウンロードすればよいかわからなければ、とりあえずはJavaの64bit版のFull Editionを落としておけば最近のPCであれば動くと思います。
WinSCP
ローカルのファイルをサーバサイドへ転送するツールです。
ローカルで作成したプログラムをサーバへ転送するときに使ったり、サーバのファイルをローカルに落とすときに使えるツールです。
SCP、sftpどちらにも対応しています。
WinSCPはコチラからダウンロードできます。
サクラエディタ
Eclipse以外にもメモ帳以外の高機能エディタがあると開発をするのに非常に便利です。
わたしのオススメはサクラエディタ。データを加工したり、grepが使えたりと簡単なスクリプトであればこのエディタだけでかけてしまいます。
開発する前にぜひ自分のお気に入りのエディタをみつけましょう。
サクラエディタは、コチラからダウンロードできます。
SourceTree
個人で使っている場合を除くと、Javaソースは必ずといっていいほどサーバサイドでバージョン管理ツールを使って管理されています。
最近ではバージョン管理といえばGitが主流です。SourceTreeはGitで管理されているソースを操作するためのツールです。もちろんEclipseの機能でもGitは操作できるのですが、SourceTreeの方が断然使いやすいですし、Eclipseで管理しているもの以外にも使えて便利なのでこちらもぜひインストールすることをオススメします。
このあとで紹介します、GitHubにも対応しています。

Rlogin
LinuxやCentOSなどのサーバへ接続してコマンドを実行するためのターミナルが必要です。
ターミナルは色々種類が豊富ですが、Rloginがオススメです。
一番有名なターミナルといえばpoderosaなのでしょうが、個人的にはRloginの方が好きです。サーバごとに背景色を変えれたり、sftpも使えたりとかゆいところまで手がとどく感じです。まわりをみてもpoderosaからRloginへ乗り換えたというひともチラホラとでてきているようですね。
Rloginは、コチラからダウンロードできます。
CSE
DBへ接続してSQLを実行するためのツールです。似たようなツールはたくさんありますし、MySQL(DB)もMySQL workbenchというSQLが実行できるターミナルを提供しています。実は機能的にはMySQL workbenchの方が多機能だったりもしますが、CSEの方が軽さだけをみれば優れています。
あまり機能にはこだわらないという人にはオススメなツールです。
CSEは、コチラからダウンロードできます。
Clibor
プログラミングってコードをバリバリと書いていくようなイメージがありますが、実は意外とコピペをすごく多用します。コピペだけでもプログラミングできるんじゃないかってくらい使います。
Cliborはコピペした内容の履歴を取っておいてくれるアプリです。よく使うものは固定値として登録しておいて使いたいときに貼り付けることもできます。プログラミングするならもっておいて損はしないアプリですね。
Cliborは、コチラからダウンロードできます。
Webサービス
それでは続いて開発に便利なWebツールを紹介していきます!
コード管理
自分の作ったソースコードをWeb上で管理することのできるWebツールを紹介していきます。
コチラの2つのWebツールは無料でソースコードをWebにおけるかわりに、自分で作ったソースコードは他の人からも参照できる仕組みになっています。勉強でソースコードを作るぶんには色々な人からコメントももらえるので一石二鳥かもしれませんね。
わたしはGitHubへはJavaソースを設置して、CodePenにはCSSやJavaScriptを使うようにして、それぞれで使い分けするようにしています。CodePenはCSSやJavaScriptを動かすことができるので、簡単なサンプルを動かしたいというときには便利です。
QAサイト
プログラミングをしていてどうしてもわからないということが出てきたらQAサイトを使うようにしましょう。こちらYahoo知恵袋のIT版のような感じで、質問したら誰かが回答をくれますし過去の質問・回答を見ることもできます。
stackoverflowはQAサイトでも老舗中の老舗です。特に英語版は本家で長いこと運営されていて、過去の質問・回答が膨大です。かなりの確率で解決案がみつかります。
英語版に抵抗があるという方には、比較的最近ですが日本語サイトもできたようです。
stack overflow 英語版
stack overflow 日本語版
さいごに
本当はもっともっとたくさんのツールを紹介していきたいのですが、ひとまずは必要最低限というところに絞って紹介していきました。
あと自分好みのツールをみつけていって自分の開発スタイルを確立していきましょう!
それでは!
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