プログラマのスキルアップに無関係な仕事ベスト3

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こんにちわ。@giant_morinkeyです。
わたしがSier勤務の新人プログラマだった頃、やっていた仕事(作業)で、今振り返ってみるとプログラマのスキルには無関係だったなぁと思ってしまう仕事がいくつかあります。
当時の先輩方は、「無駄な努力は無い」なんて言っていましたが。。。

開発の現場は、ほんの少しの年数で仕事の進め方も大分変わってきています。
ブログ内に出てくる内容が、「今時そんなことはないよー」とツッコミを入れたくなるくらい古いことを言っているかもしれません。(汗

それでは、さっそく淡々と書いていきます。

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ひたすら貼り付けるエビデンス

わたしの勤めていた当時の会社では、シナリオテストフェーズのテストでは必ずエビデンスをとっていました。
エビデンスとは、テスト時に動かした画面をキャプチャして、エクセルなどに張り付けて、動いていましたよ。って証拠を残すことです。

証拠をとっておく。という観点では必要なのは分からなくもありませんが、当時わたしが所属していた部署の「エビデンスをとりましょう。」という意味合いとしては、客との取り決めだからとかチーム内でのルール(誰が決めたか分からない)という理由でした。

正直、このエビデンスも読み返されることは無かったように思いますし、システムが改訂される度に陳腐化していって、最終的には意味のないゴミになってしまっていました。

2度と読まれることのない、役に立たない資料のために、ペタペタペタペタと何時間もかけてエクセルへコピペしていましたが、10年経った今、ここで培ってきたスキルは何の役にもたっていないように感じてしまいます。

手がちぎれそうなほどコピペしたところで、後に残るのはキャプチャツールをいかに早く動かすことが出来るか。くらいです。

手動でやる何千項目のシナリオテスト

わたしが当時配属されていた部署では、プログラムに少し手を入れただけで、シナリオテストを全てやり直す必要があるという、地獄のようなルールが存在したものです。(これも誰が決めたかよくわからないルールです。)

わたしのアサインされていたプロジェクトのテスト項目は、8千項目くらいありました。
正直、全てのシナリオテストをやり直す必要があるのかどうかも怪しいのですが、これをやり直すだけでも何人日か潰れていました。
しかも1度の開発で3~4回程度はテストをやり直していた記憶があります。
もちろんSeleniumなどのテスト自動化ツールは使いません。すべてがマンパワーです。

リリースされてしまえば二度と使うことのないアプリケーションの使い方を覚えてところで、将来何の役にもたちません。
何千項目のテストをやるという仕事は、ボリュームもあってやりごたえのある仕事のように錯覚してしまいがちです。しかしその先にあるのは、無駄なスキルということを覚悟しておきましょう。

無駄なスキルどころか、腱鞘炎になる恐れがあります。気をつけて下さい。

読まれることのないマニュアル作り

リリース後の納品物に、運用マニュアルも一緒に納品するというのは、さほど珍しくはありません。
タイトルに、「読まれることのない」とありますが、他社へ納品する場合は、マニュアルは重宝されて意外と読まれていると思います。

問題は中小規模の社内ツールをリリースした時です。
社内ツールの場合は、マニュアルは読まれることはほぼありません。(※わたしの経験上の話です。)
使い方がわからないときは、システム部署に聞きにきます。
わざわざマニュアルを読むよりも、聞いた方が早いしわかりやすいのであれば、誰もマニュアルで調べようとは思わないでしょう。

読まれることが無いような社内ツールのマニュアルでも、運用マニュアルも作成すると見積もりにある以上、作成しなければならないという暗黙のルールが存在します。
見積もり絶対主義なので作らざるを得ないというパターンです。

誰にも読まれることのない(読まれる期待が非常に低い)、運用マニュアルなんて、ページ数だけを水増ししてそれっぽく見せるだけの何とも味気ないマニュアルです。
ひたすらそれっぽく見せるために、画面キャプチャをペタペタ貼りまくります。文章も構成も考える必要はありません。ただひたすら画面キャプチャを貼っていきます。

そんなマニュアルばかりを作っていると、文章の構成を考えたり、人を引き付けるような魅力ある資料を作成する。というスキルはつきません。ワード・エクセルのスキルが多少上がれば御の字でしょう。

さいごに

思い返してみると、新人のころはよく「無駄な努力は無い」と言われてきたものです。

わたしは、プログラマのスキルアップという観点で考えると無駄だった努力はたくさんあると思います。

それでも、やりたい仕事だけをやる!といことが出来ないのが会社です。
プログラマといえども、無駄な努力をしなくてすむよう、「世渡り力」というスキルも必要なのでしょうね。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!
それでは!